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日焼けはシミを増やしていく!?

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外国人のようにゴージャスでヘルシーなブロンズ肌に憧れて、小麦肌を手に入れるために焼きに行く女性が最近増えてきています。
しかし既に多くの方がご存知の通り、日焼けはシミやシワの原因となってしまいます。
今は大丈夫と思っていても数年後に後悔しないよう、今からしっかりとスキンケアをしていきましょう。

 

 

日焼けとシミのメカニズム

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紫外線によって何故シミの原因となるのか。簡単にご説明します。

 

  • 紫外線による活性酸素の発生

紫外線を浴びるとフリーラジカルという活性酸素が発生します。
この活性酸素はシミの原因となるだけでなく、シワやたるみなど肌老化にも影響を与えます。
活性酸素は紫外線だけでなく、ストレスや喫煙などでも発生します。

 

  • 情報伝達物質が作られる

メラノサイトという色素形成細胞が活性化する情報伝達物資が作り出されます。
例えると肌の色を濃くする細胞に『濃くしてください』という指令が送られるイメージです。

 

  • チロシナーゼ活性化

情報伝達物質により色素形成細胞が刺激され、シミの元である『チロシナーゼ』という酵素が活性化します。
先ほどの例えると、指令を受けたチロシナーゼが動き出すというイメージです。

 

  • メラニン生成

活性化したチロシナーゼは、無色の物質を酸化させます。
それらが重結合し『メラニン』という黒褐色の物質となって、肌の表面へ送られてしまうのです。この表面に現れるのが『シミ』です。

 

 

日焼け後のアフターケアが肝心

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アフターケアは72時間以内が勝負と言われています。
実は紫外線を浴びてからメラニン色素が作られて定着するまでに72時間かかるということご存じですか?
日焼けをしてしまってから72時間の間にどれだけケアしたかで、後々の肌色・肌質・シミ・しわの程度が変わってきます。
後悔を最小限に抑えるために、72時間以内にできることをしっかり行いましょう。

外からアフターケア

 

  • ローズヒップオイルをローション代わりに

ローズヒップオイルはビタミンCを豊富に含んでいて、油溶性のビタミンCなのでお肌に負担をかけることなく自然な働きと共に浸透してくれます。
そして保湿効果バツグンの優秀なオイルなんです。

 

  • 日焼け後の肌をとにかく冷やす。

まずはとにかく冷やしましょう。氷水で冷やした濡れタオルで痛みや火照りが軽減されるまで冷やします。
日焼け後の肌にいきなり美白化粧品を使いたくなってしまうかもしれませんが、炎症を起こしたお肌に刺激の強い化粧品を使うのはオススメ出来ません。
まずは冷やして炎症を抑えることを最優先にしましょう。

 

  • 日焼けの後の肌を保湿する

日焼けしたお肌は水分を失い、正常な働きをするのが困難な状態になっています。
水分不足はシワや肌老化の原因となりますので、お肌の回復力を助けるために保湿をしっかりしておくことをオススメします。
刺激の少ない化粧水でのシートパックや、ビタミンCを豊富に含むローズヒップオイルなどで優しく肌に水分補給をさせてあげましょう。

 

 内からアフターケア

 

  • 水分補給をする

日焼け後は皮膚だけはなく体の中の水分も減少しています。
日焼けをしたということは長い間日差しを浴びたということですから、気づかないうちに脱水症状に近い状態になっていてもおかしくありません。
内側からの水分補給は、肌の保湿を補ってくれる効果もありますので、積極的に水分補給をしましょう。

 

  • 飲む日焼け止め

1度は耳にしたことあるかと思います。
本来は日焼け前に飲むのがベストですが、うっかり日焼けをしてしまった場合に後から飲んでも効果的と言われています。
そして日焼け後の72時間以内を意識して、ビタミンCを多く含む食材を積極的に摂るようにしましょう。
また、ビタミンC以外で、ビタミンBやβカロチンには抗酸化作用があり、お肌の新陳代謝を促してメラニンの生成を抑えてくれると言われています。

  • レモン
  • アセロラ
  • ブルーベリー
  • カボチャ
  • 人参
  • パプリカ
  • ブロッコリー
  • アボカド
  • ナッツ類

 

 

美白に強いスキンケア

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将来のお肌、美白を目指すにあたって美白化粧品の選び方はとても重要となります。
その際に、美白有効成分が配合された化粧水のものを探しましょう。

 

  • アルブチン

表示例:アルブチン、α-アルブチン

 

  • トラネキサム酸

表示例:トラネキサム酸、m-トラネキサム酸

 

  • プラセンタエキス

表示例:プラセンタエキス

 

  • ビタミンC誘導体

表示例:パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(APPS)、リン酸アスコルビルMg(APM)など

中でもオススメしたい成分は『ビタミンC誘導体』。美白以外にも、お肌にハリを与えてくれる優秀な美白成分です。
何の成分が入っているか判断しにくいという方は、美白用アイテムの中から『医薬部外品(薬用)』と記載されているものを選びましょう。必ず美白有効成分が配合されています。
美白化粧水を選ぶ際には、成分だけでなく、自分の肌に合うのか、続けられる価格なのかという、ポイントも踏まえておきましょう。

 

 

いかがでしたか?
いくつ年齢を重ねても美しいお肌でいたいですよね。
将来のお肌の為に今からスキンケアをしっかり行っていきましょう。